安曇野東部 伊深城山(916m) 2011年11月19日

所要時間 9:15 登山口−−9:35 伊深城山 9:37−−9:47 神社 9:48−−9:50登山口

概要
 城跡の山。山頂南側の井深集落の神社(若宮八幡)より遊歩道あり。各所に平坦地があったりで城跡の雰囲気が濃く残っている

 続いて伊深城山。ここは山頂直下まで車で入れるわけではないので、雨が降っている中ではちょっと登るような山ではない。でも芥子望主山から距離的に近いし、今日の山は歩いて数分ばかりだろうからちょっと運動不足気味であろう。我慢して雨の中でも歩くとしよう。幸い、事前調査で立派な道があることは判明している。籔漕ぎ無しなら傘をさして登れる。

登山口の駐車場 神社の参道入口
城跡の説明 まだ車道は続くがすぐに終点

 登山口はいくつかあるらしいが山頂南側の神社マークが確実なのでそちらに向かう。ここは南側に有料道路が通っていて、交差する車道は立体交差で入れない場所が多く地形図を見ながら慎重に走行、逆に有料道路から下る方もポイントが少ない。しかし、地形図に無いがうまく側道に出られる場所を発見、無事に神社前の道に入る。最後は急傾斜の道を登り、終点左側に駐車場があった。ちょうど神社の前であったので標高770mのはずだ。雨が降りしきっているが予定通り傘をさし、足元はロングスパッツで固めて出発。入口には伊深城跡の案内があり、城山の名前の通り城跡だった。

車道終点の遊歩道起点 最初は横移動
上水道施設 伊深城跡が山頂

 神社右手にまだ車道は続くが軽トラ専用のようなやたらと急な道で私の車だと1速でないと登れないだろう。それに神社横で終点であり、歩いて1分程度であった。そこから遊歩道が始まる。下部は自然林が多い赤松樹林、高度を上げるとほぼ純粋な赤松林である。下部には上水道施設がある。水道施設からトラバース気味に遊歩道を進むと分岐があり、山頂方面は左に鋭角に上がる道だ。

階段を登る 緩い稜線は階段状
伊深城山山頂 城跡の案内板

 よく整備された道で体に触れる籔は皆無、この標高なのでまだ笹は登場しない。赤松樹林なので季節には芳しい菌類が出るのだろうか。でも登山口には茸止め山の表示は無かったなぁ。傾斜が緩むと段々畑のような階段状の平坦地が出現、それぞれに建物があったのだろう。最高点も平坦地で広く、今は何本かの大きな木が立っており、案内標識もあった。周囲は樹林であまり展望は良くなかった。

若宮八幡社 参道階段から見上げる

 帰りも同一ルートで下るが神社に立ち寄る。大きくて立派な神社であり、今でも地元できちんと祭られているのだろう。雨が降りしきる中、今後の安全登山を祈願して車に戻った。

 

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